2024年1月29日に「セクシー田中さん」の原作者で漫画家の芦原妃名子さんが急逝されたことが
わかりました。昨年10月クールに放送されたドラマ化をめぐって制作側とトラブルがあったようです。
一体何が起こっていたのでしょうか?
芦原 妃名子(あしはら ひなこ)が急逝
29日に急逝
芦原妃名子さんはブログやX(旧ツイッター)で、原作の内容とドラマの脚本の内容に差があり悩みを
吐露していましたが、28日には謝罪しコメント削除。その後、芦原妃名子さんの仕事上の関係者から
行方不明届が出さていたようです。29日には栃木県日光市の川治ダムで見つかりました。
漫画家の芦原妃名子(本名・松本律子)さん(50)が29日、栃木県日光市の川治ダムで死亡しているのが見つかった。捜査関係者によると、東京都内の自宅からは遺書のようなものが見つかった。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240129-OYT1T50203/
プロフィール
●プロフィール
名前:芦原妃名子(あしはら ひなこ)
本名:松本律子(まつもと りつこ)
誕生日:1974年1月25日生まれの50歳(2024年1月現在)
出身地:兵庫県出身
血液型:O型
受賞: 第50回小学館漫画賞少女向け部門(「砂時計」)
第58回小学館漫画賞少女向け部門(「Piece」)
芦原妃名子さんは1994年「別冊少女コミック」で「その話おことわりします」にて20歳でデビュー。
少女が大人になるまでの恋模様などを描いた「砂時計」は小学館漫画賞を受賞しドラマや映画にも
なりました。「セクシー田中さん」が初のドラマ化ではなかったのですね。
芦原 妃名子(あしはら ひなこ)のツイッター内容やブログ魚拓
ツイッター内容は?
昨年10月クールに放送されたドラマ化した「セクシー田中さん」では制作側とのトラブルにより
9話・10話を芦原妃名子さんご本人が執筆することになったそうです。
1月26日にブログやTwitterで経緯を説明されていましたが、削除され、X(旧ツイッター)では
謝罪コメントを残しています。
攻撃したかったわけじゃなくて。
— 芦原妃名子 (@ashihara_hina) January 28, 2024
ごめんなさい。
芦原妃名子の削除した内容は?ツイッター内容やブログ全文
現在は削除されてしまっていますが、9話、10話の脚本を書かざるを得ないと判断するに至った経緯を
ブログに書かれていました。以下、要約したものです。
・ドラマ化するなら「必ずマンガに忠実に」にすること
・漫画に忠実でない場合は加筆修正をすること
・漫画は未完結のため、ドラマオリジナルの終盤の設定も原作者が用意すること。
・原作者が用意したものは原則変更しない。ドラマオリジナル部分は原作者が用意したものをそのまま脚本化する
・場合によっては、原作者が脚本を執筆
ブログ全文はこちらです。この文章を書くまでに、かなり葛藤があったのではないでしょうか?
Twitter全文も同じ内容になります。
「セクシー田中さん」の脚本家は誰?
ドラマ「セクシー田中さん」の1話~8話までを担当したのは、今年で24年目を迎える相沢友子さん
という脚本家です。こちらは非公開になっていますが2023年12月24日インスタを更新。
原作者の要望により、ドラマの最終話の脚本の執筆ができなかったことを明かされていました。
誰が悪いわけではありませんが、スタッフや編集者など人を介すことで起きたトラブルのように思います。
自分の作品をよりよいものにしたいと思ったことが招いた結果がこのような形となり残念でなりません。
SNSの声は?
日本テレビ『news every.』で漫画家の芦名妃名子さん(『セクシー田中さん』など)死去の報
— 上村由紀子🌹演劇ライター(演劇・ミュージカル・劇場・ドラマ) (@makigami_p) January 29, 2024
昨日から行方がわからず、自死の模様と……
原作者の自殺はショック過ぎる😥
— うし (@M_oka15) January 29, 2024
外野の人間がどうこう言える事ではないけど、マンガを愛する者として、原作をリスペクトできてないドラマ化や映画化はしてほしくない。
芦名妃名子さんのご冥福をお祈りします#セクシー田中さん
セクシー田中さんの芦原妃名子先生の件、「作者にとって作品は子どもと同じ」って尊重する気持ちがあれば起こらなかったことだと思う。脚本家は「自分が面白くしてやったのに」と言わんばかり、日テレのお悔やみのコメントは「うちのせいじゃない」としか読めない内容。これでは浮かばれない。
— 杏 (@apricot_candy_a) January 29, 2024
芦名妃名子先生…
— つぶやき鳥🐤 (@JZKiM2ZK2Xg1KBE) January 29, 2024
とてもか細くでも傷付きながらも一生懸命前に進もうとする女の子たちに憧れてました…
先生…悲しすぎます…
芦原妃名子先生の描いた砂時計を読んでいた人ならわかるはず、大切な人が自ら命を断つ/命を断とうとすることが、残された側の人生にどれたけ影を落とすかをあんな風に描く人が、それでもこんな選択をせざるを得ないほどの苦しみは如何程だったんだろう。今はただご冥福を。
— えー (@pie_cosme) January 29, 2024
まとめ 芦原妃名子のSNS内容とブログ全文!ドラマ脚本家とのトラブル?
芦原妃名子のSNS内容とブログ全文!ドラマ脚本家とのトラブル?についてお届けしました。
芦原妃名子さんは兵庫県出身で50歳、1994年「別冊少女コミック」でデビューし、漫画家歴30年
2023年10月~12月放送のドラマで制作側とトラブルとなり9・10話を執筆した経緯をSNS等で説明
ニュースで取り上げられるなど反響が大きく28日に削除、謝罪し、その後行方不明、29日急逝した
いずれにしても二度とこんなトラブルはあってはなりませんよね。
先生のご冥福をお祈りいたします。
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